こんにちは、これから数回に分けてE資格について、解説していきます。データサイエンティストにとっては、おすすめの資格試験で、私もチャレンジして何とか合格しました! その時の経験を踏まえてお伝えしていきます。
E資格とは
日本ディープラーニング協会(JDLA)が開催している、ディープラーニングを使いこなすエンジニア向けの資格試験です。ディープラーニングの理論を理解して、適切な手法をPythonで実装できるか否かを試されます。
ディープラーニングは、日々進化しているのですが、それに合わせてシラバスも更新されており、新しいアルゴリズムを理論から理解することができます。エンジニアの初心者はもちろん、経験豊富な方にとっても、新しいアルゴリズムを理解するきっかけになるため、おすすめです。
E資格試験は、JDLA認定プログラム(研修)を受講して完了した人が受験できます。JDLAの認定プログラムを完了するには、「知識テスト」と「コード実装テスト」に合格する必要があります。こちらについては、別の機会に説明しますが、なかなか取り組みがいのある(大変だがスキルが身につく)内容となっております。
E資格試験の合格率と平均得点
2025年の1回目のE資格の結果は、こちらの通りです。
合格率は、だいたい毎回7割弱といったところです。合格率高めですが、JDLA認定プログラム完了という、結構高いハードルを越えた人たちの合格率ということにご注意ください。
<合格率>68.26%
<平均得点率>
応用数学:61.14%
機械学習:62.15%
深層学習:57.71%
開発環境:68.74% 「2025年 第1回 E資格(エンジニア資格)」結果発表(1,043名が受験し、712名が合格)712名が合格、累計9,197名のエンジニア人材が誕生 日本ディープラーニング協会(以下JDLA)は、2025年2月21日(金)~2月23日(日)に実施した2025年 第1回 エンジニア資格「JDLA Deep Learning f
E資格試験に最低限必要な得点率
平均得点率は、ざっくり6割強といったところです。
気になる、合格最低得点は公開されていないのですが。。。合格率が7割弱ということは、平均得点率よりはそれなりに小さいはずです。おそらく、5割を超えれば受かるのではないかと思います。(確信のある数値ではないので、ご注意ください。6割目標で勉強しましょう)
データサイエンティストを目指す皆さんは、騙されないと思いますが。。。合格率が7割なので、平均点越えなくても受かっちゃいますよ!
まとめ
今回はE資格の合格最低点について、説明しました。
おそらく、平均得点率より少し低いところの、5割強くらいでしょう。
別の会で説明しますが、E資格試験には、「JDLAからもらえる(認定講座受講者へ)例題集」と「似たような問題」を繰り返し説くことで対策になります。
問題集は、最新のシラバスに対応したこちらがおすすめです!私も2回解いてみました。