春から初夏 昆虫採集・観察のおすすめ カマキリの赤ちゃん!

昆虫&水中の生き物
昆虫観察・採集 カマキリの赤ちゃん

春先から初夏になり暖かくなってくると、昆虫たちが動き始めます。小さいお子さんと、昆虫を探しにでかける方も多いのではないでしょうか。

ただ、春先だと、カブトムシ・クワガタ・バッタなど、人気のある虫はまだ見かけないため、何を探そうか悩んでしまいますね。

そんな方へのおすすめは、カマキリの赤ちゃんです!魅力と、見つけ方を詳しく説明します。

カマキリの赤ちゃんの魅力

カマキリは生まれて間もない時期は、大きさが1cm程度と小さいですが、両腕にカマを持っておりすでに、その独特なカッコよさは表れています。また、茶色であるため、緑の葉の上にいると、比較的見分けやすく、小さなお子さんでも見つけることができます。

見つけ方

卵を探して育てる

カマキリの赤ちゃんの見つけ方で、おすすめの方法は、冬の卵を見つけて、羽化させることです。持ち帰った卵を虫かごの中で大事に保存していれば、羽化の瞬間に立ち会えるかもしれません。

何百匹のカマキリが羽化する瞬間はとても神秘的です。

赤ちゃんを探す

春以降は、カマキリの赤ちゃんを直接探しましょう。カマキリの赤ちゃんは、草むらというよりは、公園や道端にある、つつじの葉の上などに、ちょこんと乗っかています。小さいお子さんの背丈でもちょうど見えるくらいのところにいますので、探してみましょう。ちょっとした宝探し感覚で楽しいですよ。大人よりも、お子さんのほうが、目がいいので上手に見つけてすぐ夢中になります。

育て方

採集した赤ちゃんを育てることは、非常に難しいです。しばらく観察したら、元の場所に戻してあげましょう。

それでも育てたいかたは、大きめの飼育ケースの中で育てましょう。網の目から逃げ出すこともあるので、網の目の大きい飼育ケースを使う場合は、新聞紙か昆虫シートを挟んで蓋をしましょう。

カマキリの赤ちゃんのエサは、アブラムシなど小さい昆虫です、エサの捕獲が一番難易度が高いと思います。エサを十分与えて成長すると、脱皮なども観察できますよ。

まとめ

春先から夏におすすめの、カマキリの赤ちゃんの採集・観察方法について説明しました。特に小さなお子さんは、宝探し感覚で楽しみながら生き物に興味をもってくれますので、ぜひ試してみてください。

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