中学受験 偏差値30台からの脱出方法 親子の取り組み方

中学受験を考えている方で、お子さんの成績が伸びずに悩んでいる方は多いと思います。。。私も、その一人です。

特にお子様の偏差値が30~40台の場合、塾も成績が良い子に比べ対応がそれほど熱心ではないため、どうしたらよいか困ってしまいますよね。

私たち、親子も1年前は偏差値が 30~40台に低迷し、そこから脱出するのに苦労しました。

この過程で学んだノウハウを説明します。よろしければ、参考になさってください。

親は冷静に子供はモチベーションUP

偏差値30台でもよくやっているということを認識する

親が怒らずに、前向きになることが準備として重要です。(難しいのですが。。。)
中学受験では、勉強ができる子供同士の競争です。偏差値30台、40台でも、決して勉強が苦手というわわけではありません、むしろ学校の成績は優秀な子が多いです。
子供の模擬試験の成績に必要以上に悲観せずに、親が元気に楽しく子供と接するように、心がけたいですね。

偏差値40台後半から50台前半の、ステキな中学校見学でモチベーションUP

子供が受験に本気で取り組むことも、重要です。モチベーションを上げるため、お薦めなのは、少し偏差値が実力より高めの40台後半~50台前半の学校見学に行くことです。
私立中学は、学生を集めるために、見学会では魅力をアピールしてくれるため、必ずお子さんが興味を持つ中学が見つかるはずです。興味を持てば具体的なイメージがわき勉強に取り組む姿勢も変わります。
ポイントとして、モチベーションアップという観点でいうと、偏差値が高すぎたり、低すぎたりするところは対象から外したほうがいいです。低いところだと、現状の偏差値で満足してしまい、高すぎると、現状との差が大きすぎて逆にモチベーションの低下を招く恐れがあります。

環境構築と学習

実際に成績で悩んでいるの算数が多いと思います。算数の具体的に学習方法について説明します。

まずは、計算問題を解けるようにする

計算問題はほぼ、間違えずにすべて解けるレベルにしなければなりません。模試でも、入試でもかならず2~4題は出題されますので、確実解けるように練習します。これは、受験本にかかれていたり、塾の先生が指導する王道です。

簡単な問題に絞る

計算問題以外も基礎的な問題に絞ります、あまり難易度の高い問題に時間をかけてはいけません。目安としては、模擬試験の受験正解率が60%以上のレベルの難易度までを繰り返し学習しましょう。

塾のテキストより易しいテキストに取り組む

中学受験の塾のテキストは、よく練られており、しかも覚えておくべき内容が網羅的に掲載されています。このレベルのテキストを読んで学習することができる子供は、ほとんどいません。塾のテキストがベースですが、塾のテキストの内容より平易でボリュームを絞ったテキストや参考書に取り組むこともおすすめです。ここでのポイントはなるべくボリュームが少ないものを選ぶことです。私は初めは漫画の参考書をあたえてみましたが、一気に読めるボリュームだったの効果があったと思います。

映像授業を繰り返し見る

塾で映像授業が用意されていれば、なんども繰り返し見ることもおすすめです。映像授業は、塾の中でもわかりやすい先生が、内容を練って作られています。最も効率的に学習できます。

先生に質問する体制を整える(少しずつ)

中学受験の算数は、数学が得意な大人でも苦労するような、独特の難しさがあるため、塾の先生に質問をして学習を深めていく必要があります。恥ずかしくて自分から質問できない子も多いため、親が背中を押してあげましょう。具体的には、慣れるまでの間、電話で質問の予約をとってあげたり、宿題ノートに指導していただけるようメッセージを加えたりしましょう。質疑を重ねて理解を深めるトレーニングは大人になってからも必ず役に立ちますので、親がサポートしてあげてください。

先生との相性が悪かったら(頼りなかったら)別の先生に質問するように誘導する

「先生との相性が悪い」、「先生の経験不足」が原因で、授業を聞いても、質問をしても、なかな子供が理解できないことがよくあります。こんなときは、質問だけでも、別の先生に対応していただけるよう塾にお願いしてみましょう。「先生の授業がわかりにくい!」などクレームをいうだけよりは、具体的に塾が動きやすい対策案を提示して交渉しましょう。

まとめ

中学受験は小学生にとっては、生まれて初めての大きな試練です。現状の成績が良くなくても悲観的にならずに、親も子供前向き楽しめる環境を構築して、平易な問題から解けるようなるよう、親がサポートしてあげましょう。おそらく、親子が密になって取り組む最後のイベントになると思いますので、楽しみことを心がけたいですね。

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