中学受験で、なかなか成績が伸び悩んでいる方は、塾を変えたほうがいいのではないかと、悩んでいる方が多いと思います。
そんな皆さんに、塾選びのポイントを紹介します。我が家も一度塾を変えた経験があります。
偏差値30台の塾選びは少し異なります
ある程度、成績が良い子供は、自分で学習する習慣とテキストを理解する能力がついているので、どの塾に通っても大差はありません。
成績が伸び悩んでいる子供(特に30台)にとっては、ある程度手取り足取り対応する必要があるため、どの塾でもいいというわけではないです。
偏差値30台の子に適している塾
- クラス分けされている
- 講師との距離が近い。やるべきことをやらなかったら、指導してくれる。
- 個別面談の機会がある
偏差値30台の子にて適している塾の特徴は3つです。
クラス分けされている
塾の中には、学年全員を一つのクラスに詰め込んで授業をしているところもあります。
授業は平均より少し上のレベルに合わせて進めるため、偏差値30台の子供は、ただ座っているだけになってしまいます。
したがって、学力別にクラスが分かれているほうがいいです。
講師との距離が近い。やるべきことをやらなかったら、指導してくれる
偏差値30台の子供は、勉強する方法を身に着ける必要があります。ある程度習慣化するまで、細かく宿題をチェックしたりして、フォローする必要があります。放っておくと、宿題をやらない子も多いです。
したがって、ただ一方的に授業をするだけではなく、学習状況を把握して、宿題などやるべきことをこなすよう、指導してくれる塾でなければいけないです。
個別面談の機会がある
学習習慣が身についていない子供の、成績を伸ばすためには、塾だけの力では難しいため、親もできる範囲でフォローする必要があります。
親のフォローを正しく行うためには、塾の先生のアドバイスが必須となりますので、個別面談の機会を設けている塾がいいです。塾の先生と親の連携を密にとれるようにするのです。
いつでも何度も気軽に相談できる塾がおすすめです。
偏差値30台の子の塾選びの注意点
- 優秀な子供の授業料を減額している(特待生)塾には注意
- 合格実績だけでは判断しない
偏差値30台の子供の塾選びでの注意点です。
優秀な子供の授業料を減額している(特待生)塾には注意
中学受験塾の中には、優秀な子供の授業料を減額し、その代わりに、複数の学校を受験させて、進学実績を稼ぐ戦略をとっている塾もあります。
この手の塾は、戦略上、偏差値が低い子への指導の優先度はゼロに近いため、避けたほうがいいです。
合格実績だけで判断しない
偏差値30台の子供の受験は、御三家などのTOP校を狙うわけではありません。(それ以外にも、素晴らしい学校はたくさんあります。)
したがって、TOP校の進学実績がよくても、偏差値30台の子供の指導が得意なわけではありません、あくまでも、子供に対して親身になって指導してくれるか否かがポイントになります。
まとめ
成績が伸び悩んでいると、親も子供も思い詰めてしまいます。
そんな時は、一度冷静になって、ほかの塾を見学して、よければ塾を変えて環境を変えるのもいい対策だと思います。
我が家も、塾を一度替えて成績が向上しました。