AIエンジニアやデータサイエンティストを目指す方へおすすめ マナビDXクエスト(旧 AI Quest)

データサイエンス

2022年9月初旬~2023年2月中旬のスケジュールで、経済産業省主催の「マナビDXクエスト」が開催されます。

こちらは、学生・社会人を対象にデジタル推進人材育成プログラムで、参加費無料で開催されるため、AIエンジニアや、データサイエンティストを目指している方におすすめです。

昨年までは、「AI Quest」という名前で開催されておりました。私が過去に「AI Oueset」に参加した経験を踏まえて、「マナビDXクエスト」をお勧めする理由を説明します。

マナビDXクエスト

マナビDXクエストは2部構成になっています。

第一部 ケーススタディー教育プログラム

架空の会社の業務課題に対して、DXで解決する過程を学ぶプログラムです。

DXの企画・運営とデータ分析を学べます。

第二部 現場研修プログラム

実際の企業が抱えている課題に対して、受講者同士でチームを組んで課題解決に取り組みます。

課題のヒアリングから始まり、解決方法の提案、場合によっては、モデル構築なども行います。

お薦めの理由

初心者の方も参加しやすい

マナビDXクエストは、参加者が、1,800人と、昨年までのAI Quest(600人程度)に比べて増えました。

したがって、初心者・未経験者の方が参加しやすくなっています。(昨年までは、アセスメントの点数である程度絞られていた気がします)

DXプロジェクトの企画運営を体系立てて学べる

「ケーススタディープログラム」は、架空の課題はではありますが、DXプロジェクトの企画・運営方法を手を動かして学びます。運営の方が作成した優秀な回答例や、他の参加者の方のハイレベルな回答を聞く機会もあり、多角的に学べます。

企画や運営を体系立てて学べる機会は、他では、なかなかないと思います。これだけでも参加する意義はあります。

実際、私が、AI Quesetに参加して、一番勉強になったのは、プロジェクトを進めるための、ヒアリング方法や、説得力のある資料の作成方法でした。

実際の問題取り組むことができる

現場研修プログラムでは、実際の企業の課題に取り組みます。

予算、効果、AI・DXに対する過度な期待 などなど、リアルな壁を経験することができます。

これらを、乗り越えるための企画・運営・交渉・データ分析の経験がつめます。

多様な人と知り合い成長できる

一番の魅力は、参加している様々なバックグラウンドの方と知り合い、成長できることです。

研修の中で、何回かzoomのブレイクアウトルームで5人ぐらいの方と交流する機会があります。

様残な業種、技術レベルの方が参加されているので話を聞いているだけで勉強になります。

また、「現場研修プログラム」では、受講生数人とチームを組んで実課題に取り組みますので、ここでもより深く交流して成長することができます。

注意点

応募の締め切りは、2022年8/8です。アセスメントという簡単な試験もありますので、ご注意ください。(募集期間が、1週間伸びたので、定員には余裕がありそうですね。。)

アセスメント試験が、初見で分かりにくいのでご注意ください。制限時間が短いので、初心者のかたは、エクセルで取り組める範囲で計算すればいいと思います。

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初心者向け データサイエンティストに必要なスキル36項目
これからデータサイエンティストを目指す方向けに、身に着けてほしいスキル36項目を説明します。データサイエンティストが学ぶべき項目は多岐にわたりますが、初心者の方が初めに学んでほしい重要な項目をリストアップしました。

まとめ

経済産業省主催のマナビDXクエストについて、過去に参加した経験(昨年まではAI Quest)を踏まえて、メリットを紹介しました。

DXやAIの、初心者の方も、経験者の方にとっても、参加すれば何かしら成長できる内容です。

無料で参加できますので、気軽に参加してみてはいかがでしょうか?

マナビDX Quest
具現化のプロセスを、とことん学ぶ。ひとつ先の学びの場を、いっしょに作りませんか。2022年度からスタートした「マナビDX Quest」のプログラムが更に充実しました。
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